Minorité
本団体について
2022年に設立された みのりては、演奏されることの少ない室内楽作品に光を当て、同時に、音楽を通じて、豊かさとは、実りとは何かを問いかけ、社会におけるマイノリティ(ミノリテ)の立場に光を当てたアーティスト団体。
Member
小阪亜矢子 Ayako Kosaka Mezzo Soprano
東京芸術大学声楽科卒業。仏ヴィル・ダヴレー音楽院声楽科及びお茶の水女子大学研究科修士課程 (声楽)修了。同博士課程(音楽学)在学中。第35回フランス音楽コンクール第2位。メゾソプラノ歌手として近代歌曲を中心に古楽から新作まで幅広く演奏。仏セヴラック音楽祭にてオペラのソリストを務める他、「実験音楽とシアターのためのアンサブル」の一員として英独ツアーに参加。2017年より自由が丘クラシック音楽祭にて毎年歌曲リサイタルを行う。2020年以降弾き語りや動画作品の企画・配信にも注力。仏語発音指導者として多くのプロ歌手・団体を指導。CD・DVDの歌詞・解説・字幕の翻訳多数。現在、コンセール・C、日本セヴラック協会会員。カルテット・プロヴィゾワールなどのアンサンブル団体に所属。女声合唱団メル他ボイストレーナー。
Member
今井貴子 Takako Imai Flute
東京音楽大学付属高等学校を経て、桐朋学園大学卒業。2005年より渡仏。国立オルネイ・スー・ボワ音楽院にて世界的フルーティストのパトリック・ガロワの元で鍛錬を積む。2011年同音楽院最終課程を一等賞を得て修了。同時にディジョン国立地方音楽院の最終課程を一等賞を得て修了。これまでにフルートを折原美佐子、植村泰一、故・野口龍、クレール・ルワジー、ジャン・フェランディス、パトリック・ガロワの各氏に師事する。フランス国内のオーケストラの客演、また室内楽奏者として長きに渡り活動を行う。2022年より活動の拠点を日本に移し、演奏活動そして後進の指導にあたる。バロックから現代作品まで、意欲的なプログラムとフランスのエスプリとも言える色彩豊かなパフォーマンスが好評を得ている。
Member
北嶋愛季 Aki Kitajima Violoncello
桐朋学園大学音楽学部、ドイツ国立トロッシンゲン音楽大学ディプロマ課程修了。 2013/14 年度インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー生としてアンサン ブル・モデルンのもと研鑽を積む。メンデルスゾーン・ドイツ国立音楽大学コンクールの現 代音楽アンサンブル部門第 3 位受賞。ドイツ国立フランクフルト音楽・舞台芸術大学古楽 器科修士号取得。 国内外の様々な現代音楽祭や演奏会に出演。2018 年よりバロックチェロとモダンチェロ 2 台のチェロによる独奏演奏会を、フランクフルト・ミュンヘン・東京で定期的 に行う。 保育士・音楽心理士・音楽療法士の資格取得者。アンサンブル ciel のメンバーとして「0 才から楽しめるクラシック」をコンセプトとする公演なども行う。©吉田匡孝
Guest
安田正昭 Masaaki Yasuda
東京藝術大学附属音楽高校在学中の1984年第30回マリア・カナルス国際コンクール・ジュニア部門にて優勝。東京藝術大学を経てパリ国立高等音楽院に留学。ピアノ・歌曲伴奏・室内楽のプルミエプリを得て卒業。パリ・スタインウェイピアノコンクール、フランス国際音楽コンクールで優勝。その他マルサラ、セニガリア(イタリア)、バッハ(ライプツィヒ)などの国際コンクールで入賞。2003年帰国。メシアン生誕100年を記念してピアノ・ソロ作品連続演奏会を行い絶賛を博す。
2018年6月には、フランスのカステルノダリ音楽祭に招かれリサイタルを行う。2010年から毎年2月に東京文化会館にてリサイタルを開催している。
小阪亜矢子氏とは自由が丘音楽祭を始め数多く共演を重ねている。